モモの後ろを使った走り

トレイルのレースに出ていつも思うのはモモの前面が痛くなってしまうことで、克服するため帰宅後スクワットを 100 回やっているけど、やっぱり痛くなる。

結局、モモの後ろ側を使えていないからなんじゃないかと思い、普段から爪先歩きを取り入れてモモの後ろ側を使えるよう練習したけど、いつの間にかやっぱりモモの後ろがつかえていない。

昨日から YouTube とか見て研究したんだけど、なんとなく分かった。まず、へそより少し上をグイッと前出す。対極的なのがお尻を突き出したフォームで、いつの間にかそうなっていた。グイッと前に出すのを体現するには、片手を後ろに回して反対の肘を持つ感じで立つとわかりやすい。結構反っている。このままだと反って走ることになり明らかに走り難いので、そのまま走るスピードに応じて前傾姿勢を取る。さらに、腰の動きが重要。腰を上下、前後に回転させるようにし、足がつく方の腰は下げるようにすると、いつもよりも体の真下で着地でき、結果、モモの後ろの筋肉を使えた。うまく着地すると、みぞおちあたりに衝撃が来るのでうまく着地できているか分かりやすい。

あと、足で走るというよりも、腰から先に動かすようにして、脚は腰の動きに追随する感じだと脚の負担が少ないようだ。昨日筋肉痛になったところは明らかにモモの後ろ。今日も意識して走ったらモモの後ろが痛い。

どんな運動でも腰の動きは重要だなと思った。野球やってた頃、バッティングがうまくいかなくて、試行錯誤の末、腰から回転させるとうまく打てるようになったんだけど、それに似ている。リップスリップ?とかいう、前後 1 輪のスケボーみたいのも、足を動かすと乗れなくて、腰を積極的に動かし、脚は追随する感じだとうまく乗れる。体の動きは覚えるまでが難しいね。

この走り方、ジョグのスピードのようにゆっくり走る時はどうなるのかわからなかったんだけど、今日の収穫は、スピードに応じて前傾の角度を変えるといいことがわかった。ゆっくりならそれほど前傾姿勢をとらなくてよい。

体が覚えるまでが長くかかりそうだけど、爪先歩きを始めた頃はぎこちない歩き方だったけど今にするとだいぶ普通に歩けるようになってきたんで、走る時も身につくといいなぁ。