ASICS Evo Ride 2 インプレ

耐久性が高すぎて、ソールよりそれ以外のところがイカれてくる Lyte Racer、今回も例に漏れず、ソールはまだ大丈夫そうだったんだけど、アッパーの、丁度親指部分の生地が破れてしまう。このまま走れなくも無いけれど、半年も経ったことだし新しいシューズを買うか。

ランニングシューズは京都の人参で、と思ってたら、時代は変わる。品揃えが・・・。隣町の B & D は・・・だめだ、時期が悪かったか、型落ち格安のシューズがない。結局、Amazon が一番安いという、個人的に、Amazon は応援したくない企業なので必要最小限の利用にとどめているけれども、ここまで安いとつい使っちゃうね。

厚底シューズとはなんだ?と言うことで、シューズ購入する際に色々調べた。カーボンプレートが入っているのは反発が期待できるものの、クソ高い。下手したら3万円だ。距離を踏めば踏むほどソールは減る。半年で30,000円とすると、一ヶ月あたり五千円だ。どこかの語学教室に通えるほどの金額じゃないか、これは無理だ。もっと安いのは無いのか?と調べたら、次のを発見。

ASCICS: Evo Ride 2

ASICS: Hyper Speed

どちらも一万円以下だ。半年に一度買い替えるので、これぐらいの値段でないと買えない。

Hyper Speed は、キロ 5 分で走る靴、と言うような説明。Evo は 6 分。うーん、悩むなぁ。名前からして、Hyper なんで、ちょっとびびる、Evo にしておこう。Amazonで 7000  円ぐらいと、チョー安い。

これまで 5 回ぐらい履いた印象。まず、クッションがかなり効いている。ゆっくり走るとこれが顕著。柔らかすぎる印象。スピードを上げると気にならない。Jog ペースではかなり気になる。クッションが効くと何がよくないかというと、膝がブレるので、疲労につながる。

つま先がずいぶん反っているのだけれど、その効果はどうか。どう言う理由かはわからないけれども、ストライドが数センチ伸びる気がする。理由は、着地点が数センチ後ろにずれるため、より、腿の後ろの筋肉を使うことができて、それでストライドが伸びるように思う。ただ、save energy に繋がるかというと、それはない。ストライドが伸びた分、確実に心肺に負荷が高まるので、このペースで走り続けるのは無理、となる。なので、ストライドは伸びるけれども、負荷が高まってしまうのでもっとゆっくり走らないと無理、となる。

あるいは、同じペースで走り続け、心配の強化を狙うのもありだと思う。自分は長い時間続けられないので、無理でした。

靴の重さは軽い。明らかに軽いけれども、よく言われる、自然に足が回転する感じ、というのは個人差あると思いますが、自分は全然感じられない。

安定感についても言及しよう。クッションが効いていて厚底、となると、着地した時安定するのか?というのが気になるところ。平地では安定してる。というのも、つま先から着地することになり、つま先部分は厚底ではないので、クッションが効いているとは言え、安定感を損なうほどには至らない。登りではどうか。登りは向いている靴だと思う。反りが効いいているので、より、つま先部分で着地するので、クッションがあまり効かない部分で着地することになり、厚底を感じることはない。問題は下りだ。下の走り方として、つま先から着地することを心がけるものの、どうしても、やや、後ろの部分で、つまり、厚底部分で着地することになる。これが怖い。着地した時、クッションが効く、左右にぶれるのでちょっと怖くてスピードを出せない。というわけで、下り坂には向いてないなと。

あと、ソールのラバー部分が少ないので、雨の日は滑る。滑って転ぶほどの不安感はないけれども、ウレタンの部分が結構あるので、路面によっては、舗装してあっても滑る。

なんだか、ネガティブな言及が多くなってしまいました。ASICS の厚底は期待大だったのですが、今まで履いていた靴とすごい違うといいなと思っていたけど、そこまで違わない印象。

今度は、Hyper Speed 買おう。