第5回 飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルラン、完走するも体ボロボロ・・・

距離がちょっと長いけど、参加したことがないレースなので、準備万端(のつもり)で臨むも、ゴールまで 9 時間近くかかるというなんとも情けない結果に・・・

距離が長いことはあらかじめわかっていたので、秋葉原までランニング 3 回、その他、20Km 以上の距離数えきれず、締めはつくばまでランニングと、足はしっかりできていたつもり。

レースを終えて痛いところは、太ももの前面と歯を食いしばったからか、顎の筋肉が痛い。太ももの前面は、特に階段を降りるときにかなりきつい。冷や汗が出るほど。顎の筋肉も相当やばい。お腹が空いているのに昨日は噛めなくて食べたくなくなるほど。

このコース、登り坂がきつすぎる。そして長い。見上げても見上げてもピークは遥か彼方、まるで見えない。しかも、途中で息継ぎしないと昇れないほどの急坂なので、全くスピードが出ない。登りがきついということは、下りも同じくらい急な坂ということ。ある程度の斜面なら、サーっと降りることができるが、そんな斜面ではなく、おっかなびっくり下りる感じで、下りもスピードが出ない。

あと、縦走区間がほとんどない。正丸峠を超えたあたりから、多少走れそうな区間があったけど、そこにたどり着くまでに足を使い果たしていて、スピードが乗らないし走る気力も失せてくる。

初めの 5Km 表示で長いと感じたが、10Km, 15Km が異様に長く感じる。15Km 地点で確か、4 時間は超えていたと思う。15Km 走って、まだ半分来ていないわけで、落胆の色は濃くなる。お金を払って出たレースなので、今まで考えたこともなかったけれども、リタイアしたいと何度か思った。ただ、リタイアしたところで、最寄り駅まで運搬し、以降はゴールまで電車で行って荷物を取ってくることになっているようで、それはそれで面倒すぎる。

25Km を超えたあたりからか、半分は超えた、残り半分、後半は確か下り一本調子だったはずと自分に言い聞かせて、淡々と進む。登って降りるとエイドがあるのが嬉しい。でも、エイドの後はまず間違いなく坂がきついということに気づき始め、エイドを離れたくなくなってくる。目論見通り、最後のピーク、丸山を超えたら下り一本調子になるも、もう、完全に足が残っていない。下りの方が足へのダメージがかかる。疲労が蓄積される感がすごい。

ようやくゴールするも、17 時過ぎていて帰りの電車に間に合わないかもしれないと思い、ゴール地点が温泉なのに風呂に入らず駅へ急ぐ。帰宅したのは 20 時を過ぎていた・・・

9 時間も運動をし続けたのは、人生初ではないだろうか。正直、もう、このコースは走りたくない(何日かするとまた、走りたくなるものだけど)。