奥久慈トレイル 30K 参加

奥久慈トレイル 30K に参加しました。レースが終わっての感想は、もうやめて、坂登りたくない・坂下りたくない です。

このレース、エントリーは前日の土曜日、説明会は 14 時から 1530 頃までと、前泊必至なんですね。12 時頃大子駅前に着いてしまい、近くのスーパーに夕飯の買い出しに。以前グリンビラに泊まった時にも寄ったスーパーだと思う。店舗は道の右側だったように思うのですが、左側に移った? 肉買いすぎたな。13 時からは受付済ませて、説明会に参加。長い長い、15 時すぎても終わる気配がない、30K のスタート地点、竜神大吊橋付近のキャンプ場をとっているので移動にも準備に時間がかかるから、丁度 30K の説明が始まったので聞きたかったんですが途中で退席してキャンプ場へ向かう。

レンタカーで移動。郊外なので車が空いてる。この軽自動車よく走る。竜ちゃんの湯はわかったんだけど、キャンプ場がわからない。Google Map で調べたら上だ。今度は受付がわからない。途中の食堂みたいなところか?聞いてみたら、竜ちゃんの湯で受付だと。受付済ませて設営だ。結構人が来てて、ほぼ満員の状態。場所取りにやや悩む。今思うと良い場所ではなかった。夜うるさくて眠れないのだ。テント張って風呂に入る。狭い。サウナない。ここ泊まれるみたいね。食堂ある。オートサイトは入浴券 2 枚付いてくるのはありがたい。さて炊事の準備。コメ炊いて肉焼いて、テキトーに食って、350ml 缶 3 本空けてまじ腹一杯になった。明日に備え 20 時頃寝ることに。周りがうるさい。消灯は 22 時で子供はおねむ、あぁようやく寝れると思ったら、近くのテントの大人がうるさい。0100 頃でしょうか、ようやく寝たので少しだけ眠れた。朝 0500 に起きて、なんかちょっと寒い。気温は 16 度、天気は快晴。ホトトギスがすごい鳴いてる。ってことは鶯もすごい鳴いてる。トトトの鳴き声も聞こえるからツツドリとかいるのか。

朝食食ってテントを片付けして0600 出発。寒い。30K は竜神大橋スタートなのですが、すぐ近くだ、と思ったら、しまった、竜神ダムに出てしまった。ここではない。大橋見える。すぐそこだけど車では行けない。まずい、時間がない。荷物は 0630 までに預けないとダメなんだ。すぐナビ入れたら一度山を降ってヘアピンのように右に曲がると着くらしい。着いた、着いた。急いで着替えてスタート地点についたのが 0630。荷物を預けてトイレを済ませてスタートを待つ。0700 スタート。坂を一気に下りぐるっと回ってトレイルに。渋滞がひどい、でも、坂がきついのでどうせ飛ばせない。赤岩のエイドを過ぎたら、またトレイルに。この区間はすごい。アドベンチャーレースのようだ。沢沿いを進むも岩がゴツゴツ、滑る滑る、足滑らせたがうまく着地できたと思ったら岩にすねをぶつけてしまい出血。痛い、痛すぎる。先を急ごう。外傷なので走りには影響がない。うわっ、地形がすごい。これマジ走れんのか?途中、四つん這いになりながら進んでようやく舗装路に。ところどころ舗装路がある。東金砂神社手前のエイドについた。まだ 10K しか進んでいないのに 2h もかかった。神社を過ぎてから次のエイドまでは縦走っぽく割と走れる。順調に歩を進め次のエイドにって、これも初参加だとわかんないんだよね、ペース配分が。

ここからがマジキツかった。坂が急なので全く走れない。上りがきついということは下りもきついということ。一度木の枝に掴まって下ろうとしたら滑ってしまい完全に鉄棒ぶら下がり状態になってしまった。これはやばい。腕の筋肉も悲鳴をあげている。下りでは木を使ってブレーキかってたので、だいぶ消耗してしまったようだ。足が疲れているのでグリップが効かなくなくなってきている。そして、エイドに到着。よかった。休みたかったんだ。

ここからはもう、きつい登りときつい下りしかない。感覚的には 100 回ぐらいアップダウンを繰り返す。急斜面を登る、下るの連続で全然走れない。あと 10K なのにすごい時間がかかる。途中、水を飲みながら登る。坂がきついので走りたくない。登りで休み休み登る。どこかの頂上で腰をおろして休む。途中、絶景のいいところがあり一休み。後から来た人が「ここがピークですか」わかりません、私も初出場ですから・・・でも、悲観的に考えておいたほうがいいかなと。途中何度も登りはこれで最後か?と思える場所があったが全く裏切られる。最後のピークは月居山なのだ。って、後からわかったことでレースの途中はわからない。標識に月居山と書いてあるからそこだろうと。行けども行けども月居山に着かない。どういうことだ。もう走りたくないからほとんど歩く。登りはもう嫌だ。歩きながら登ろう。ってか、これキツイよ。途中、これ月居山か?と思いきや何度も裏切られてしまう。もう坂は登りたくない。下りも足が痛くて嫌だ。下りは登るために降っているのか?と思い始めもう嫌だ、途中ほとんど歩く。エイドでは 12 時前にゴールかなできるかななんて思ったが全く甘い。

ようやく月居山に着いた。というか、城址と書いてある。月居山は少し上だが登りたくないのでパス。ここからは下り一本調子のはず、でも足が残っていない。歩く歩く。トレイルが終わった。舗装路だ。やった、あとは降るだけと思ったら、途中またトレイルで少しだけ上りがある。うわ、また上りかよ、もう登りたくない、登りたくない、登りたくない、もうやめてくれ。なんだこの地形は。レースに不向きじゃないか。幸いにも登りはすぐ終わった。あーよかった。下りながらもまた登りがあるんじゃないかとヒヤヒヤした。登りがあったら近道を探したくなる。舗装路に出た。マイクの声が聞こえる。もうゴールのはずだ。最後だけ走った。

ゴールしたら座り込んでしまった。水があったので飲んでみたら臭い。ポリ容器の匂いがきつい。まずい。飲みたくないけど飲まないと熱中症になりそうで仕方なく飲む。クソまずい水だ。このクソまずい水がレースの感想に重なる。もう、このレースは出たくない。急な登りと下りの連続でこれでもか、これでもかと続く。すごい、すごすぎる。思い起こすと去年の埼玉のレースほどではなかったか。あれはもっと時間がかかった。埼玉のは長い登り長い下りの連続、こちらは低い登り低い下りの連続(地獄)、どちらがいいか、はい、どちらも嫌です。縦走大好き。縦走中心のレースはないのか。

さて、50K の人って、さらに 30k 近く走っているはずで、完走した人は本当にすごいと思いました。

レース後の筋肉痛、一番ひどいのは上半身で途中、木でブレーキかったので腕と肩が痛い。歩いたせいか足はだいぶ楽。